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Here Comes the Future

ツール・ド・フランス ファム アヴェック ズイフト

女子プロトンの勢いは増し、興奮は高まり続け、表彰台を狙う女子選手の数は倍増し、数多くのファンが存在する ―― そして、皆がさらなる刺激を求めています。 

2022年7月31日、第1回ツール・ド・フランス ファム アヴェック ズイフトの最終ステージで選手たちがゴールラインを通過したその時、新たな歴史が生まれました。2022ツールのハイライトはこちら

ツール・ド・フランス・ファムは、歴史だけでなく未来を創り出すものなのです。

2023年大会のルート

2023年7月23日(日)~30日(日)

Tour de France Femmes Route 2023

2023年ツール・ド・フランス ファムのルート動画を見る

2022 ツール・ド・フランス ファムは190カ国で放送され、女子サイクルロードレース史上、最も多くのメディアで報道されました。

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Livのアスリート

Livがサポートする「Liv レーシング エクストラ」「チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ」は、2022年ツール・ド・フランス・ファムに出場し、素晴らしい走りでたくさんの見せ場をつくりました。その活躍を支えた注目の選手たちを、両チームからご紹介します。

ジルケ・スマルダーズ(SILKE SMULDERS) | LIV RACING XSTRA

スマルダーズは元アイススケーターで、アイントホーフェン工科大学の学生でもあります。彼女は2020年にロードレースのキャリアをスタートし、ヨーロッパ選手権のU23ロードレースに、オランダ代表チームの一員として参加しました。

その後すぐにワールドツアーレースに出場し、2021年のジロ・デ・イタリア ドンネのような注目度の高いステージレースで、トップ20に入賞しています。そして2022年、スマルダーズはプロレーサーとしての次のステップを踏み出そうとしています。

20歳のスマルダーズはツール・ド・フランス ファムで、23歳以下で個人総合タイム順位が最も上位の若手選手に贈られる、ホワイトジャージ「マイヨ・ブラン」の争奪戦に加わりました。

クリステン・フォークナー(KRISTEN FAULKNER) | TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO

アラスカの漁村 ホーマーで生まれ育ったフォークナーは、ハーバード大学へと進学し、コンピューターサイエンスの学士号を取得しました。大学時代はボート選手だったフォークナーは、ベンチャー投資会社に勤務する傍ら、2017年から自転車競技を始め、2020年にプロに転向しました。

自転車競技のスタートは遅かったフォークナーですが、プロデビューしたシーズンに、ヨーロッパでの初レースとなったツール・ド・アルデーシュでステージ優勝を果たしました。それ以来、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのメンバーとしてシーズンを戦い、2022年のツール・ド・スイスでは総合2位を獲得するなど快進撃を続けています。

彼女の趣味は外国語を学ぶことで、中国語とスペイン語を話すことができます。また、世界ジュニアボート選手権で2位獲得の経験を持っています。

タリタ・デヨング(Thalita de Jong) | Liv Racing Xstra

オランダのデヨングは、2011年にラボバンク-Livチームのジュニア選手としてキャリアをスタートさせました。チームの一員として、ジロ・デ・イタリア・フェミニンでのステージ優勝、複数のU23カテゴリーでの優勝や、シクロクロス世界選手権でエリート女子のタイトルを獲得するなど、多くの成功を収めています。

デヨングは2022年6月にLivレーシング エクストラに加入し、再びLivと共にトップを目指すことを楽しみにしており、ジロ・デ・イタリア ドンネとツール・ド・フランス ファムを目標の大会にする予定です。

「ライダーは皆、ビッグレースでの勝利を夢見ているわ。私もその1人よ。」と、デヨングは語ります。

アレクサンドラ・マンリー(Alexandra Manly) | Team BikeExchange-Jayco

2015年~2019年にグリーンエッジサイクリングでレースをした後、アレックスはトラックレースに集中するためにロードから離れ、その結果大成功を収めました。2019年、アレックスはポイントレースとチームパシュートで優勝し、世界チャンピオンの座に輝いたのです。また、オーストラリア代表として東京2020オリンピックに出場し、5位でフィニッシュしました。

アデレード出身のアレックスは、その後ロードレースに戻り、2022年のワールドツアープロトンにおいて、ロット・チューリンゲン・レディースツアーで4回のステージ優勝と総合優勝を果たし、成功を収めています。
バイク以外の時間は、家族と過ごすこと、カードゲーム、旅行や音楽鑑賞を楽しんでいます。

ラケーレ・バルビエリ(Rachele Barbieri) | Liv Racing Xstra

イタリア出身のバルビエリは、トラック競技のスクラッチ世界選手権 エリート女子のタイトルを獲得しています。パワフルなスプリントを得意とするバルビエリは、2022年すでに2勝と2位を獲得しました。

2年間トラックレースに専念していたバルビエリは、2022年初めにLivレーシング エクストラに加入し、ロードレースメインの活動にシフトしました。彼女は、ワンデーレースやツール・ド・フランス・ファムのようなステージレースで、チームの目標達成をサポートすることに集中しています。

「今こそ、ワールドツアーレベルでロードに戻る時だと感じています。チームが私を信じてくれていることが、とても嬉しいです。この先の2シーズンで、その信頼に応えたいと思います。Livレーシング エクストラは、私にとって完璧なチームです。」バルビエリは語ります。

女子ツールの歴史

1903年に始まった男子のツール・ド・フランス。その81年後、女子選手にも正式なレースの機会が与えられました。1984年、18日間にわたって開催されたツール・ド・フランス 女子は、男子と同じスケジュールで開催され、短縮されたルートで同じゴールを目指しました。1989年にレースが中止されるまで、女子は男子と一緒にレースを続けていたのです。

中止から3年後、別のレースプロモーターがバトンを受け取り、1992年に「ツール・シクリスト・フェミニン」が開催されました。1997年までピレネー山脈とアルプス山脈を舞台に9~14のステージで競われたこのレースは、「公式」な女子ツール・ド・フランスとは言えないものでした。1998年に「グランド・ブーケ・フェミニン・インターナショナル」に名称変更され、2003年まで14〜16のステージが設定されたステージレースとして開催されました。2005年に再び開催された時にはステージ数が6に減少し、2009年にかけてさらに4ステージに変更されました。

この5年後、長い間女子ツールの開催を待ち望んでいた女子プロトンにより、女子ツール・ド・フランスの開催を求める嘆願書が作成され、男子ツール・ド・フランスを所有するアモリー・スポーツ・オーガニゼーションに提出されたのです。同時に、女性のサイクリングの発展と促進を目的に活動している Donnons des Elles au Vélo は女子ツール・ド・フランスを提唱し、男子レースの前日にツール・ド・フランスの全行程を走行し始めました。

そんな中、ラ・クルス by ツール・ド・フランスが、2014年に初開催されました。このワンデーレースは、男子のツール・ド・フランスと併催される女子ワールドツアーレースで、人気の大会となっていきます。それでも、フランスで女子のステージレースを開催したいという要望はあり、年を追うごとに強くなっていきいます。

そして、ついにその時がやってきます。2021年10月14日、初開催のツール・ド・フランス ファム アヴェック ズイフトのルートが発表されたのです。

「私たちはこの瞬間を何年も待っていました。ここ数年、女子ロードレースは大きな進化を遂げており、女子レーサたちはこの大会に相応しい実力を持っています。」レースディレクターのマリオン・ルース氏は、こう語ります。

過酷な上り、長距離ステージに平坦ステージ、そしてグラベルも混在するこの歴史的なステージレースは、女子サイクリングの明るい未来へのスタートに過ぎないのです。

画像(Getty Images): 1984年7月22日 ツール・ド・フランスの優勝者、ローラン・フィニョンとマリアンヌ・マーティン。

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