NEWS
2017.04.04
4/2(日)にベルギーで開催された「ツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)」において、チーム サンウェブ・ウィメンのコリン・リヴェラ(アメリカ)が最後のスプリント勝負で競り勝ち、自身2度目となるUCIワールドツアーでの勝利を手にしました。
この戦いはフェイスブックのライブストリーミングでも配信され、ENVIE ADVANCED PROと共に駆け抜けたリヴェラの力強いスプリントが観客を熱狂させました。
この歴史あるレースは全長153kmのコースで構成され、最大斜度19.8%かつ道幅の狭い石畳の激坂で有名な「ムール・ファン・ヘラールツベルヘン」など、12の急坂を含みます。
レース序盤、集団は長く伸びながらも目立った逃げグループが無いまま進みますが、途中チーム サンウェブ・ウィメンのロザンヌ・スリック(オランダ)が先頭へと飛び出します。
スリックは20kmの間1分半のリードを保つものの、その後吸収されました。
その後、アンナ・ファンデルブレヘン(オランダ)やケイシア・ニーアドマ(ポーランド)、エリーザ・ロンゴ・ボルギーニ(イタリア)、アネミック・ファン・フルーテン(オランダ)らが後方を警戒しつつも逃げます。
サンウェブ・ウィメンのエレン・ヴァン・ダイク(オランダ)は残り1kmの地点まで冷静にその4人を制しつつ、最後にリヴェラを送り出しました。
ヴァン・ダイクはチームメイトの優勝について以下のように語っています。
「完璧なチームワークが発揮されて嬉しかったです。私たちはお互いのために全力を尽くして、そして最後に結果を出すことができました」
また勝利後のリヴェラは以下のようにコメントしています。
「本当にスリリングなスプリントでした。まだ夢を見ているかのようです」
リヴェラはワールドツアーランクキングでも首位に浮上しています。
サンウェブ・ウィメンが参加する次のレースは、オランダで4/5(水)に開催される「ヘルシー・エイジング・ツアー」です。
その後4/16(日)に同じくオランダで開催される「アムステルゴールドレース」へ向けて、週末休みが入ります。