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インドアトレーニングの始め方

2021.01.07

天気の悪い日や、人通りの多い道を避けたい場合、空き時間にトレーニングをしたい時や、しっかり汗をかきたい時など。サイクルトレーナーがあれば自宅で手軽にバイクに乗ることができます。この記事では、インドアトレーニングを始めるための、いくつかのヒントをご紹介します。

■バイクのポジション確認

最初に、バイクが自分の身体にフィットしているかどうかを確認しましょう。適切にフィットしている場合、快適にインドアサイクリングを楽しめます。インドアサイクリングではバイクの上で身体の動きが少ないため、サドルの高さ、ハンドル幅、ブレーキレバーの位置などに違和感があると、屋外でのライディングと比較して影響が大きくなります。バイクを購入したショップやプロに相談してフィッティングをしてもらうことをお勧めします。

■床の保護

インドアサイクリングでは汗をたくさんかきます。扇風機や空調を使わずにいると、あっという間に暑くなってしまいます。トレーナーは床面が硬い部屋に設置することをお勧めします。また、滴り落ちる汗から床面を保護することが重要です。ヨガマットを2枚重ねして使っても効果はありますが、トレーナーやワークアウトに特化した専用のマットなら、騒音や振動を軽減することができます。

■バイクの保護

インドアトレーニングでフレームやコンポーネントを破損しないために、2つの注意点があります。

1. 汗による腐食:
汗を放置したままにすると金属が腐食してしまいます。バーテープの下に溜まった汗が原因で、最悪の場合ハンドルバーが壊れてしまうほど弱くなる可能性があります。対策としてハンドルバーの上にタオルをかぶせて乗ると、バーテープの下に溜まる汗を減らすことができますが、最低でも年に1回はバーテープを交換しましょう。インドアサイクリングの頻度が多い場合は、それ以上の交換が必要になります。また、ヘッドセット、ボトムブラケット、シートポストにも問題が起こる可能性があります。重要なのは、インドアサイクリングのたびに汗を拭きとることと、ボルトにグリスを塗布しておくことです。ハンドルを握りやすい専用品「スウェットブロッカー」の使用もオススメです。

2. ホイールの摩耗:
後輪を装着するタイプのトレーナーを使用する場合は、トレーナーに付属しているスチール製のクイックレリーズを使用してください。タイヤやホイールの摩耗を防ぐために、トレーナー専用タイヤと頑丈なカセットスプロケットを装着したスペアホイールを用意して、交換して使用するのがオススメです。ダイレクトドライブ式のトレーナーを使用する場合は、チェーンの状態にも気を配ることもお忘れなく。摩耗したチェーンを使うとドライブトレインの他の部品を消耗させてしまいます。チェーンを頻繁に交換することで、他の部品をより長く良好に保つことができます。


 

インドアサイクリングトレーナーの種類

●後輪装着式トレーナー
その名の通り、自転車に後輪をつけたまま、後車軸をトレーナーに装着します。トレーナーとリアタイヤとの接触を調整し、すべてがしっかり固定されていることを確認してから、バイクに乗ってペダリングを行います。お求めやすい価格の商品と、Zwiftのようなオンライントレーニングアプリに対応した自動負荷タイプ(スマート)の商品があります。
後輪装着のトレーナーは、マウンテンバイクに対応していない可能性があります。タイヤ幅の問題だけでなく、仮に装着できてもタイヤのノブが多いほど騒音が大きくなります。このタイプのトレーナーを購入する前に、対応するホイールサイズとタイヤ幅を確認しておきましょう。
後輪の摩耗を防ぐために、トレーニング用のスペアホイール、トレーニングタイヤ、カセットの購入を検討してみましょう。

●ダイレクトドライブ式トレーナー
2010年頃から発売されている、ダイレクトドライブ式のトレーナーは、少し高価ですが、オンラインアプリとの連携が可能で、室内でのライディングをよりリアルなライディングに近づけてくれる「スマート」なトレーナーです。バイクのドライブトレインに適合するカセットスプロケットをトレーナーに装着した後、後輪を外してバイクを直接トレーナーに取り付けます。ダイレクトドライブトレーナーをセットアップする際の注意点をいくつかご紹介します。
カセットスプロケットが追加で必要になります。用意できない場合は、毎回バイクから取り外して、トレーナーに取り付けることで使用することができます。(※トレーナーによってはカセットスプロケットが付属する場合があります)
ダイレクトドライブトレーナーは、マウンテンバイクを含むほとんどのタイプのバイクに対応していますが、購入の前には、お使いのバイクに適合していることを必ずご確認ください。

●3本ローラー
3本ローラーは、前方に1つ、後方に2つ、合計3つの円筒(ローラー)の上でバランスをとりながら走る室内トレーニング機器です。3本ローラーでトレーニングをするにはトレーナーと比較して練習を積む必要がありますが、一度慣れるとバイクのコントロールスキルが向上して、インドアサイクリングが魅力的になります。3本ローラーは基本的に「スマート」な機能はなく、アプリとの直接の連携はできません。

●その他
自宅でインドアトレーニングのためのスペースを確保できれば理想的です。可能であれば、トレーナー、前輪用ブロック、タオル、床を保護するマット、扇風機、そしてモニターなどの必要機材のすべてをそのスペースに設置しましょう。そうすれば、あなたがトレーニングしたいときに、バイクをセットするだけで簡単にライドをスタートできます。Zwiftのようなオンラインアプリを使用したい場合は、電源の位置と、PCやタブレットなどのデバイスやモニター、それらを置くテーブルなどについても、準備しておきましょう!
 

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