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2017.05.15
アメリカを舞台にしたステージレース「ツアー・オブ・カリフォルニア」女子レースが4日間に渡り開催され、チーム サンウェブ・ウィメンのコリン・リヴェラ(アメリカ)がステージ1勝を挙げる活躍をみせました。
第1・第2ステージでトップ10入りを果たしていたリヴェラは、故郷であるカルフォルニアで開催される第3・4ステージでの勝利を目標としていました。
そして当日、チーム サンウェブ・ウィメンは見事第3ステージで彼女を優勝へと導き、続くサクラメント市街でのクリテリウムレースである第4ステージでも2位獲得という好成績を残しました。
5/13(土)の第3ステージはエルクグローブからサクラメントへ向かう118km、カルフォルニアのデルタ地帯の川沿いを走るフラットなコースで争われました。
チームはその日予報されていた強風を利用し、集団を分断するプランを立てます。
レース中、強風は予報されていたほど強くなかったものの、作戦通り集団を分断させることに成功。
最終スプリント前にライバルたちを消耗させ、リヴェラに有利な展開へと持ち込みました。
そしてLivヘルメットのEXTIMAを着用したリヴェラは、ENVIE ADVANCED PROと共に集団スプリントで勝利を収めました。
リヴェラはステージ勝利後以下のようにコメントしています。
「チームメイトのおかげです。世界レベルでの戦いはとてもハードで、彼女たちの助けが無ければ勝つことは出来なかったでしょう。私たちは事前にプランを詰め、その通りにスプリントに持ち込みました。私は18歳のときにも一度故郷でのレースで優勝しましたが、今度はステップアップしたレースで戻ってこられたのが嬉しいです」
5/14(日)の第4ステージは、全長3.5kmのサクラメント市街地を20周走る、計70kmのクリテリウムレースで争われました。
6か所のコーナーがあるフラットなコースは、リヴェラのようなスプリンターが得意とするレイアウトでした。
ゴール前500m地点で集団内は混戦を極めますが、リヴェラはチームメイトのリードアウトを受けて、スプリント勝負で先頭争いを繰り広げました。
リヴェラはレース後以下のように語っています。
「私たちは今回もベストを尽くしました。家族やチームのために優勝したかったですが、2位という結果に終わりました。けれど故郷の大観衆の前で素晴らしいレースが出来たことや、チームの今年の活躍はとても喜ばしいです」
今回のレースで総合順位6位を収めたリヴェラは、UCIワールドツアー女子ランキングで2位に返り咲きました。
チームは次回5/28(日)にベルギーで開催される「ゴーイク・ヘラールツベルヘン・ゴーイク」へと挑みます。