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2016.02.01
1/30(土)にベルギーのゾルダーで開催されたシクロクロス世界選手権2016女子エリートにおいて、
ラボバンク‐リブのタリタ・デ・ヨング(オランダ)が優勝しました。
昨年優勝したチームメイトのポーリン・フェランプレヴォ(フランス)、
一昨年まで6連覇を達成した同じくチームメイトのマリアンヌ・フォス(オランダ)に続き、
リブアスリートが優勝ジャージを引き継ぐ形となりました。
この日、F1サーキットでもあるゾルダーの会場には大観衆が集まりました。
コースは雨に濡れ、非常に滑りやすいコンディションとなっていました。
スタートに失敗したデ・ヨングは、序盤20位以下から先頭集団に
這い上がるところから始めることを強いられました。
デ・ヨングはレース後メディアに以下のようにコメントしました。
「2列目スタートだったのにもかかわらず、スタートでミスをしました。
そこからはひたすら追いかけるレースでした」
デ・ヨングは見事なスピードで、2周目には早くもサンヌ・カント(ベルギー)、
カロリン・マーニ(フランス)、 ソフィー・デボェ (オランダ)、ニキ・ハリス(イギリス)らの
先頭集団を捕らえました。
「観客が 『すごいスピードだ!がんばれ!』 と叫ぶのが聞こえました。
最終周の前には先頭集団に食いつき、コースの一番ハードなセクションを迎えました。
そのときカントが一瞬遅れをとったので、一気に引き離しました」
今年ベルギーナショナル選手権と欧州選手権を制したカントをそのまま抑え込み、
見事デ・ヨングが優勝しました。
また本レースでは、リブ‐プランツアのサブリナ・スタルティエンズ(オランダ)も
6位に入賞しています。