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GIANT JAPAN(@GIANT_JAPAN)およびLiv Japan(@livcycling_jp)の公式Instagramアカウントでは、「エスケープのある生活」投稿キャンペーンを実施いたします。 通勤・通学、週末のサイクリングまで。様々な楽しみ方に対応する日本生まれのクロスバイク「ESCAPE Rシリーズ」は、2005年モデルとして登場してから多くの方にお選びいただき、これまでで50万人以上のユーザー様を乗せて走って参りました。このキャンペーンは、「ESCAPE Rシリーズ」をご愛用いただく皆さまの「#エスケープのある生活」をInstagramに投稿していただくことで、サイクリングの魅力や素晴らしさを共有し、多くの方へ伝えていくことを目的としています。 「#エスケープのある生活」Instagram投稿キャンペーン キャンペーンへの参加方法は簡単です。あなたの愛車「ESCAPE Rシリーズ」の写真とエピソードを、指定ハッシュタグ「#エスケープのある生活」を付けてInstagramに投稿するだけ。また、指定ハッシュタグで検索すれば、他の方の投稿を観て楽しむこともできます。 キャンペーン期間中、担当者が選ぶ素敵な投稿をGIANT 及び Liv 公式ウェブサイト特設ページと公式SNSで毎週紹介させていただきます。皆さまからのたくさんの投稿お待ちしております! 【投稿期間】2022/3/25(金)~2022/5/31(火) 【参加方法】1. Instagramで @GIANT_JAPAN および @livcycling_jp をフォロー2. 「ESCAPE Rシリーズ」が写った写真とエピソードに、ハッシュタグ「#エスケープのある生活」を付けてInstagramへ投稿3. 画像に、@GIANT_JAPAN もしくは @livcycling_jp をタグ付け 【対象】GIANT「ESCAPE Rシリーズ」、Liv「「ESCAPE R Wシリーズ」にお乗りのユーザー様 【公式ウェブ・SNS への掲載】担当者が選ぶ素敵な投稿を、GIANT & Liv 公式ウェブサイト特設ページ、および公式SNSで紹介させていただきます。 公式ウェブ・SNS へ掲載させていただいた投稿者様には、「GIANT/Liv/CADEX ポータブルエコバッグ」を進呈いたします。 また、公式SNSからリグラムにて紹介させていただいた投稿の中で、キャンペーン期間終了時に最も多く「いいね」を集めた投稿には後日、ESCAPE R でのお出かけにぴったりなGEAR 3点セットを、GIANTから1名、Livから1名にプレゼントさせていただきます。(GIANT/Liv/CADEX ポータブルエコバッグの進呈とGEARセットのプレゼントは、日本国内にお住まいの方のみ対象になります。ご了承ください。) ●GIANT/Liv/CADEX ポータブルエコバッグ ●GIANT GEAR 3点セット RELAY ASIA MIPS・BACKPOCKET T-SHIRTS・H2PRO POUCH BAG(カラーはお選びいただけません。) ●Liv GEAR 3点セット LIV PATH ASIA MIPS・LIV ENERGIZE SS JERSEY・H2PRO POUCH BAG(カラーはお選びいただけません。) 【注意事項】● 投稿いただいた写真について、当キャンペーンおよび弊社のその他の事業活動で弊社が自由に使用することを、ご投稿をもってご承諾いただいたものとします。● 投稿いただくのは、投稿者ご本人が撮影した写真画像に限定させていただきます。● 未成年者の方が応募された場合は、保護者の同意を得ているものとみなします。● 投稿いただく画像にご本人以外の第三者が写っている場合は、必ず使用許諾を得てからご投稿ください。 ESCAPE R スペシャルサイト 皆さまから投稿いただいた「#エスケープのある生活」を、ピックアップして掲載させていただきます。その他、たくさんの楽しい投稿は こちら からもご覧いただけます。
Liv Factory Racingのリンダ・インデルガンド(Linda Indergand)が、スイスのリッケンバッハで開催された2022年のスイス・バイクカップ初戦で優勝しました。 Ego Promotion Photo. 一周3.8kmのコースを7周で争ったレースで、インデルガンドはPique Advanced Pro 29に乗り、地元の観衆の前で後続に25秒の差をつける走りを見せて、今シーズン初優勝を飾りました。 「スイスカップがリッケンバッハで開催されるのは初めてですが、天候にも恵まれ本当にいいコースでした」とインデルガンドは語りました。「風邪で体調がすぐれない中、2周目にはダウンヒルでタイム差を作り、上りで体力を温存することができました。これが功を奏して優勝することができたと思います。4月上旬にブラジルで開催されるワールドカップXCOの前に、あと2戦プレシーズンのレースがあるので回復に全力を尽くします。」
アリソン・ジャクソン、ドレンテ・アフト・ファン・ウェステルフェルトで2位入賞!
オランダで開催されたドレンテ・アフト・ファン・ウェステルフェルトに出場したLiv Racing Xtraのアリソン・ジャクソン(Alison Jackson)が2位となり、今シーズン初の表彰台を獲得しました。 第15回目のドレンテ・アフト・ファン・ウェステルフェルトは、ドウィンゲロープをスタート・ゴールとして、いくつかの石畳の区間を含む134.2kmのコースで争いました。レース中に横風区間で集団が斜めになる「エシュロン」が形成されると、ジャクソンは常に警戒して先頭集団に留まります。最終的に集団から抜け出した4名の選手によるスプリント勝負になり、Liv Langma Advanced SL Discを使用したジャクソンは、見事2位入賞を果たしました。 レース後、ジャクソンは以下のように話しています。 「スタートから風が強くて大変でした。エシュロンが形成された先頭集団に留まり、ゴール手前でその集団は分裂しましたが、逃げグループに飛び込むことができました。スプリントでは私が一番強いと思ったので、その直前は多くの動きを封じましたが、少しやりすぎたかもしれません。スプリントでは、マジェルスと私の勝負になりましたが、彼女が制しました。シーズン序盤に表彰台を獲得できたことは本当に嬉しいし、チームとともに良いスタートを切ることができ、これからのレースで何ができるか楽しみです。」
Liv Racing Xstra、ラケーレ・バルビエリの勝利で2022年初優勝を達成!
オランダのドラハテンで開催されたステージレース「ブロアイゾン・フリースラン・ツアー」の最終ステージで、ラケーレ・バルビエリ(Rachele Barbieri)がスプリントを決めて優勝しました。 3ステージで構成されるブロアイゾン・フリースラン・ツアー(旧称:ヘルシーエイジングツアー)は、2022年のオランダで開催される最初のレースとなりました。レース初日は、14.4kmの個人タイムトライアルで始まりました。Liv Racing Xstraは、トップ20に2名のライダーが入るという堅実なスタートを切りました。イースターマーからバッケフェーンまでの135kmを争った第2ステージでは、ラケーレ・バルビエリが力強い走りを見せ、ゴール前のスプリントで5位に入りました。最終日の第3ステージは、ドラハテン周辺の139kmの周回コースで行われました。いくつかのスプリットやアタックの後、最後の数キロで再び集団にまとまり、バルビエリがLangma Advanced SL Discを駆ってスプリントを制し、優勝を飾りました。 バルビエリは「チームは本当によく頑張ってくれたし、みんな私を信頼してくれました。このような形で締めくくることができて、とても嬉しい。この優勝は、本当にチーム全員で勝ち取ったものです」と、語っています。 Photo: Cor Vos
GIANTとLivは、バーチャルスポーツアプリのROUVYと共同で、3月2日から12日まで「ツアー・オブ・アフリカ」を開催しています。期間中は、実写映像を使った南アフリカのルートで開催される2つのグループライドと4つのレースを、世界中のライダーと一緒に体験することができます。 イベント参加者は、アプリ内でGIANT TCR(女性参加者はLiv LANGMA)に乗ることができます。完走者はイベント中着用したGIANTまたはLivのバーチャルジャージをコレクションとして今後も使うことができます。 最初のグループライドは、3月4日に開催のレソトハイランドルートです。ライドリーダーはケープ・エピックで20位内に入賞したマルコ・ジュベール(Imboku Giant Pro Cycling Team)が担当します。2回目のグループライドは3月11日、ソッサスブレイ砂漠ルートで、南アフリカXC選手権で複数の優勝経験を持つマリスケ・ストラウス(Liv Cyclingサウスアフリカチーム所属)がライドリーダーを担当予定です。 グループライドに加え3月2日、5日、9日、12日の日程で、それぞれ異なるルートの4レースが予定されています。 ルートの詳細やスタート時刻、ライドやレースへの参加申し込みは、こちらから。 ライド中は、リアルタイムに音声でやり取りできる無料アプリ「Discord」を使用して、他の参加者とチャットでコミュニケーションを取ることができます。 ROUVYを初めて利用される方には、Wooboxが14日間トライアルを延長するキャンペーンを実施しています。バーチャルサイクリングプラットフォームを試してみたい方は、ぜひご確認ください。 詳しくはこちら:https://rouvy.com/series/tour-of-africa
日頃より弊社製品をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。 昨今の世界的なコロナウィルス感染拡大等の影響による、原材料や運送費の高騰および為替変動を受けて、弊社では現状の商品価格を維持することが極めて困難な状況となりました。 つきましては、誠に遺憾ではございますが、2022年2月1日より商品価格の改定をさせていただきます。 引き続き商品の入荷が不安定な点につきましても重ねてお詫び致しますとともに、価格改定につきましても何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 【対象商品】2022年モデルGIANT及びLivブランドの完成車、フレームセット 【改定価格リスト】希望小売価格(税込)リストPDF ▶ 【値上率】10~20% 【改定日】2022年2月1日(火) 株式会社ジャイアント
Team BikeExchange-Jaycoのテクニカルパートナーに決定
Livは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)と、2024年までのテクニカルパートナーシップを締結したことを発表しました。 Liv、GIANT、Momentum、CADEXブランドを含むGIANTグループ ブランディング最高責任者(CBO)のフィービー・リューは、「バイクエクスチェンジ・ジェイコをサポートし、女子チームが当社の新しいLangma Advanced SL Discでレースに参加することを誇りに思います。このパートナーシップは、プロサイクリング界に女性の活躍の機会と公平性をより多く生み出すというLivのコミットメントを実現するものであり、チームの成功を見守ることを楽しみにしています。また、最高峰のロードレースで女子選手の活躍を目にすることで、より多くの女性や少女がサイクルスポーツに興味を持ってくれると信じています」と述べています。 この発表は、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ 女子チームのアイデンティティと、Livの特徴である紫色のブランドカラーを取り入れた鮮やかな新デザインを公開した際に行われたものです。 「女子チームのテクニカルパートナーとしてLivを迎えることができ、大変嬉しく思っています。彼らは革新と技術に多大な時間とエネルギーを注いでいるだけでなく、チームのサポートにも情熱を注いでおり、私たちはそれを高く評価しています」と、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのゼネラルマネージャーであるブレント・コープランドは語っています。「すでに、彼らがチームに与えてくれたサポート、そしてリソースの数は信じられないほどで、多くの興奮を与えてくれています。私たちのパートナーシップは、強い共通の目標を持って始まり、その目標に到達するために必要なことはすべて一緒にやっていきます。私たちは自信とモチベーションを持って2022年シーズンを始め、この素晴らしい道のりを楽しみにしています。」 Livは、Langma Advanced SL Disc、Liv Rev Pro Helmet、Attacca TT Helmetなど、最高性能のロード製品をチームに提供します。また、チームはLivと緊密に連携し、次世代製品のテストと開発を行う予定です。このパートナーシップは、ワールドツアー11シーズン目を迎えるオーストラリアの登録チームにとって、節目とも言えるでしょう。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ 女子チームは4カ国6名の新ライダーを迎え、Livとともに2022年のシーズンをスタートします。2012年のチーム発足以来、最大数の選手変更が行われ、アレクサンドラ・マンリー(オーストラリア)、ジョージア・ベイカー(オーストラリア)、ニナ・ケスラー(オランダ)、チェルシー・タン・ウェイ・シー(シンガポール)、ルビー・ローズマン-ギャノン(オーストラリア)、クリステン・フォークナー(アメリカ)をチームに迎えました。この6名の新メンバーは、ジロ・ローザで2度の表彰台を獲得しているチームリーダーのアマンダ・スプラットとともに、チーム11年目のシーズンを迎えます。 今年初め、Livはリヴ・レーシング・エクストラ(Liv Racing Xstra)のタイトルスポンサーを2024年まで延長。また、第1回 ツール・ド・フランス・ファム アヴェック ズイフトのメインパートナーとして、白色の新人賞ジャージのスポンサーを務めることも発表しています。
12月12日(日)茨城県土浦市の「りんりんポート土浦」特設コースで開催された「第27回 全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス」のエリートカテゴリーに初出場した、Livアスリートの渡部春雅選手(明治大学)がLiv Brava Advanced Proとともに優勝して、全日本チャンピオンに輝きました。 レーススタート直後から先行した渡部選手に、福田咲絵選手(AX cyclocross team)と矢吹優夏選手(B.B.Q)が合流して、1周目から3名が飛び出します。 渡部選手と福田選手が先頭を入れ替えながらスピードを上げ、中盤矢吹選手が離れるとLiv Brava Advanced Proに乗る2名による優勝争いに。 その後、お互い転倒やミスで差がつくことはあったものの、すぐに合流して最終周回までデッドヒートが続きます。 後半のテクニカルな泥区間で走行ラインが違うことを確認していた渡部選手は、残り1kmで渾身のアタック。 そのままゴールまで逃げ切ることに成功して、渡部選手はエリートカテゴリー初参加で全日本チャンピオンの座を手に入れました。 渡部春雅選手コメント 「今日は福田選手との勝負になると思っていました。普段はほとんどシクロクロスの練習をしてなかったけど、能登で負けてからの2週間はシクロクロスのための練習を集中的にして準備してきました。レースは最初から最後までガンガン攻めようと決めていました。福田選手は手強かったですが、泥のタイトコーナー区間で差があるのがわかっていたので、そこで踏んで勝つことができました。やっとジュニアカテゴリーを卒業して、初めてのエリートチャンピオンジャージに重みを感じますが、これからも攻めるレースをして勝ちたいです。」 画像提供 : Kensaku SAKAI/FABtroni+camera
女優や作家として活躍し、Livのバイクでサイクリングを楽しんでいる一青 妙さんが大会アンバサダーを務めた「弱虫ペダルカップ能登シクロクロス」に、Liv Brava Advanced Proで国内最高峰シクロクロス「JCXシリーズ」に参戦する3名のLivシクロクロス女子が勢ぞろいしました。 シクロクロスは未経験という一青さんが、彼女たちにシクロクロスをはじめたきっかけやその魅力、楽しみかたについて、会場のLivブースでインタビューした内容をお届けします。 Livシクロクロス女子インタビュー 聞き手 ● 一青 妙(ひとと たえ)さん女優、作家、歯科医として活躍する傍ら、サイクリング普及活動にも積極的に取り組んでいる。 話し手(写真左から) ● 望月 美和子(もちづき みわこ)さん通勤用にロードバイクを始め、現在はフルタイムで働きながらヒルクライムを中心に選手活動を行う。 ● 渡部 春雅(わたべ かすが)さんロード、トラック、シクロクロス、MTB全てで競技活動を行う、明治大学 自転車部所属のアスリート女子。 ● 福田 咲絵(ふくだ さえ)さんロードレースインカレ優勝、海外ロードチームに所属など、豊富な経験を持つ社会人アスリート。 シクロクロスを始めたきっかけは? 一青:シクロクロスを始めたきっかけについて教えてください。 福田:元々ロードをやっていて、たまたま練習会の途中で「シクロクロスチームを立ち上げるからやらないか?バイクも貸してあげるから」っていう感じで、始めたのがきっかけです。 一青:やってみて最初の印象はどうでしたか? 福田:難しかったです。ロードレースだと路面状況とかあまり気にしなくていいし、ブレーキとかもそこまでシビアじゃないけど、シクロクロスはコースによっても気候によっても操作感が違ってくるのですごく難しいなっていうのが正直な感想で、今でもまだまだ難しいなって思っています。 一青:ロードとは全然違うものなのですね。 福田:はい。 渡部:自分は、ロードをメインに乗っていますが、冬はシクロクロスにロード選手がトレーニングで結構出ているという話を聞いたので、シクロクロスが楽しそうだなって思って興味がでました。 一青:じゃあ、自分からやりたいと思ったのですね。 渡部:はい、そうですね。 シクロクロスって何? 一青:私もシクロクロスは冬のトレーニングと聞いていました。でも、冬でもロードは走れますよね?だから、なぜ冬にシクロクロスなのか不思議に思っています。 望月:ロードの場合、冬にレースが無くなっちゃいますし。 一青:そういう意味でなんですね。 望月:地域によっては路面が凍結することもあり走れなくなります。それで、海外ではオフシーズンのトレーニングとしてシクロクロスレースが頻繁に行われていますし、短時間で高強度なので心肺機能のトレーニングに最適なのです。 一青:すごい教科書的で分かりやすい説明で、私の知識になりました。 一同:(笑) 福田:シクロクロスは強度が高いからすぐ身体が暖まります。 望月:速度もロードほどでないので、寒くないですし。 一青:でも、心肺機能のトレーニングになるのですか? 望月:はい。ストップアンドゴーが多いので心肺に常に刺激が入ります。 一青:望月さんがシクロクロスをはじめたきっかけは何ですか? 望月:私も元々ロードをやっていましたが、マウンテンバイクで山の中走ることも好きでした。シクロクロスをしていた会社の先輩に誘われたことでやりはじめました。 一青:マウンテンバイクもやっていて、さらにシクロクロスも?マウンテンバイクとシクロクロスはどれくらい違いますか? 望月:マウンテンバイクはレースには出なくて、遊び感覚で近くの山を走って楽しんでいます。 シクロクロスを始めたときは、こんな細いタイヤとドロップハンドルで、こんな荒れた道を走るのかと思いました!シクロクロス始めた当初はちょっとふてくされて、「こんなので走れません!」って言いながら走っていました。(笑) でも、段々走れるようになってくると楽しさを感じ始めて。今まで下れなかった急な坂だったり、走れなかった泥だったり砂区間も段々こなせるようになっていって、自分の成長を感じることができました。 女性にもチャレンジしやすいシクロクロス 一青:私の印象では、ロードは男女比べると女の人が少ないですよね。シクロクロスだと、さらに女の人が少ないようなイメージですけど、実際はどうですか? 福田:シクロクロスは女子が多いと思います。 渡部:私も、ロードとかマウンテンバイクに比べたら、シクロクロスは女性の人口が多い印象です。 関西クロスとかだと、すごくたくさんの女子ライダーを見ます。 福田:そう、100人とかいると思います。 一青:そうなのですね、知らなかった!それって、シクロクロスは女性にとってチャレンジしやすいということなのですか? 福田:ロードより転んだときも下が芝生とか土なので比較的安全ですし。あんまり大怪我はしない印象かな。 一青:なるほど。じゃあ逆に言えば、シクロクロスっていうネーム自体を知らない人がたくさんいると思いますが、認知度が上がれば女性にとってはロードよりも入りやすいかもしれないですかね? 一同:そう思います。 福田:何時間も走るロードと比べて、競技時間も最初は30分以内と短いのでチャレンジしやすい競技だと思います。私たちの最上位クラスでも40~50分くらいなので。 一青:皆さんがこれからもっともっと多くの人にシクロクロスの魅力を発信したら、もっと広がっていくことが期待できますね。 一同:そうですね。 望月:あと、シクロクロスは会場の雰囲気が良いと思います。コースが比較的短くて一周で何か所も観戦できるので応援する側も楽しいし、どのレースでも観客がすごくたくさんいます。 一青:私も今回はじめてレースを見て、カウベルを鳴らして応援したりして雰囲気がいいですよね。 シクロクロスのトレーニングは? 一青:シクロクロスに向けて、普段はどのようにトレーニングされていますか? 望月:私はロードの方をメインでやっているので、シクロクロス自体がオフトレというか、トレーニングの一貫としてやっています。そのためシクロクロスの為に特別なことはしてないですね。通勤でシクロバイクに乗って慣れるようにしているくらいです。 渡部:私も練習のメインはロードバイクです。シクロクロスはレース前のコース試走で練習するくらいになっています。 福田:私は今ロードをやっていなくて、今シーズンから3年ぶりに始めたシクロクロスのために、あまり乗る時間が取れないので、ほとんど家の中でローラー台に乗ってトレーニングしています。 一青:シクロクロスってロードと違って走る場所が無いと練習できないですよね?ロードみたいにちょっとその辺を走ってくるみたいに。そういう意味ではチャレンジしやすいけど、近くに環境が無いとできない難しさはありますか? 渡部:私は近くに練習できるコースがあります。 一青:練習場所があるのですね。 渡部:近くの人はみんなそこに行って練習していると思います。 一青:そうなのですね。そういうところに、あんまりシクロクロスをやったことのないビギナーの人が行っても走れるんですか? 渡部:はい。そこで走っている人が教えてくれたりすることもあります。 シクロクロスの魅力 一青:皆さんにとって、シクロクロスの魅力ってなんですか? 渡部:私は、雰囲気がロードレースとかトラックレースと違って、ゆるくて温かいところですね。あと、シクロクロスのレース会場には、食べ物とかのお店も色々出ているので、そういう雰囲気がなんか、温かいし、魅力に感じます。 一青:なるほど! 望月:私も雰囲気ですかね。やっぱり応援するのも、されるのも、嬉しいし楽しいし。さっきも言いましたけど、周回コースなので何度も何度も応援できるし、選手の家族も一緒に来てたくさん応援してくれたりするので。 一青:ペットを連れて来ている方もいましたね。 望月:そうですね!ロードとはまったく違う雰囲気で、シクロクロス楽しいなって思います。 福田:二人と被ってしまいますが、私も雰囲気ですかね。 一青:すごい。じゃあみんな共通して、会場の雰囲気が魅力なのですね! 福田:やっぱり周回コースなので観戦しやすいし、走っている側としても何回も応援してもらえる嬉しさもあるし、あと、今はコロナ禍でできないけど会場でビール飲みながら観戦したりとかもできますし。 一青:そんなこともあるの?! 一同:(笑) 一青:それはレースに出た後の楽しみですよね? 福田:はい。実はそれが結構楽しみなのです。 一青:なるほどね。そういう楽しみ方は知らなかったです。 福田:走っても楽しいし、観戦しても楽しいからシクロクロスが好きになりました。 一青:自分がレースに出ない時も、観戦に行くことはあるんですか? 福田:はい、あります。 望月:私は走ります。 一青:?! 望月:レースで一生懸命に走っている選手の横をランニングで並走します。 一同:(笑) 望月:ランで。ランの方が早い区間もあります。 泥とか砂の区間だと、速い人はもちろんバイク乗っていても速いのですが、ランニングの方が速いときがあるので。並走しながら「遅いぞ~」みたいな感じでプレッシャーかけます(笑) 一同:(笑) 一青:レースしているときでも、応援の声とかは結構聞こえているものですか? 一同:良く聞こえますよ。 一青:良く聞こえているのですね!じゃあ知らない人から「頑張れ!」とか応援されるのも、力になる感じですかね。 最後に 一青:このインタビューの前に女子のレースを見ていましたが、とても楽しく観戦できました。午後のレースには皆さんを含め強い選手がたくさん参加すると聞いていますので、楽しみにしています!ぜひぜひ頑張ってくださいね! Livインタビューにご協力いただいた皆様 一青 妙 さん(中央左)女優、作家、歯科医とマルチに活躍する女性サイクリスト。母の出身地である石川県中能登町では観光大使も務める。初開催の「弱虫ペダルカップ能登シクロクロス」でも、大会アンバサダーに任命されイベントを盛り上げる。家族やルーツである台湾をテーマにエッセイを発表し、著書は『私の箱子』『わたしの台南』『環島〜ぐるっと台湾一周の旅』など多数。 渡部 春雅 さん(中央右)横浜生まれ静岡育ち。中学生時代は、トレイルランニング、スノーシュー、トライアスロン大会で数々の優勝を経験。ランニング大会の主催者に勧められて中学3年のときに自転車競技を開始。数々の競技で勝利を量産する。今春から明治大学に入学して自転車部に所属。ロード、トラック、シクロクロス、MTBの全競技で日本自転車競技連盟からジュニア強化指定選手に選出されている。 望月 美和子 さん(左)自転車通勤の為にロードバイクを購入したことがきっかけとなり、競技を開始。フルタイムで働きながら、ヒルクライムを中心にロード、MTB、シクロクロスと、マルチに参戦。2018年JCBF東日本ロードクラシックDAY1優勝。第15回Mt.富士ヒルクライム女子主催者選抜クラス優勝。現在は、レース以外でも東海エリアを中心に自転車文化の普及・発展にも努めている。 福田 咲絵 さん(右)大学時代に始めたロードレースとタイムトライアルで学生チャンピオンになり、海外ロードチームに所属した経験もあるアスリート。社会人になって一旦競技から離れたあと、2021年からLiv Brava Advanced Proとともにシクロクロスに参戦。今期JCXシリーズで2勝をあげ、ナショナルランキングも1位につけている。平日は丸の内でOL、週末はAX cyclocross teamに所属して活動する。 写真提供インタビュー:Itaru Mitsuiレース:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera
11月21日(日)愛媛県八幡浜市の八幡浜市民スポーツパーク特設コースで開催されたMTB全日本選手権XCO(クロスカントリーオリンピック)に、Livがサポートする渡部春雅選手(明治大学)が出場しました。 Photo : @Sumpu Photo 2周回、7.82kmで争ったジュニアクラスのレースで、渡部選手はLiv PIQUE ADVANCED PRO 29とともに難コースに挑み、2位に1分半の差をつけて優勝。2年連続のジュニアチャンピオンとなりました。 Photo : @Sumpu Photo 渡部春雅選手コメント 今年のマウンテンバイクは早生まれのためジュニアクラスでしたが、同時出走(4周回)のU23クラスについていくことを目標に走りました。 初めてレースで乗るPIQUEはとても乗りやすく、すごく良く進んでくれました。しかし、八幡浜の後半のテクニカルなコースでミスが多く遅れてしまいました。ジュニアでは連覇できましたがレースの内容としては悔しい結果でした。 2週間後のシクロクロスの全日本選手権ではU23クラスは無いので、エリートでしっかり戦えるように頑張ります。