NEWS
2014.07.28
マリアンヌ・フォス(オランダ)は、パリのシャンゼリゼで行われた
ツール・ド・フランス最終ステージの同日、女子プロレースである
「ラ・クルスbyツール・ド・フランス」で優勝を飾り、新たな歴史を刻みました。
女子エリートのロード現世界チャンピオンであり、ラボバンク-リブチームのリーダーである
フォスは、ジャイアント-シマノ女子チームのキルスティン・ワイルド(オランダ)との
スプリント勝負で勝利を獲得。
フォス、ワイルドともに、Envie Advancedのエアロロードバイクで走り、表彰台に登りました。
「ラ・クルスは女子レースとして、とても素晴らしい大会でした。皆さんが今日、私たちの
チームが強くなっていることを感じてくれたらとても嬉しいです」と、レース後にフォスは
パリの何千人もの観客の前で記者に語りました。
3週間にわたるツール・ド・フランスを締めくくる前、女子選手達は、パリのシャンゼリゼを舞台にした
周回コースを13周で争いました。レースでは、多くの時間先頭を引っ張ったチームメイトの
アネミック・ファン・フルーテン(オランダ)を含む、多くのライダーのアタックがありました。
最終的に2人のリブ選手のスプリントとなったゴール前では、
めったに後れをとらないスプリントのスペシャリストであるワイルドが、
レースの終盤で起こったパンクのロスから見事な追い上げを見せましたが、
世界チャンピオンのフォスがワイルドから逃げ切る形で勝利しました。