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アンバサダーの平良エレアさんが富士ヒルクライムに挑戦しました!

2023.06.28

今年からLivのアンバサダーを務める平良エレアさんは、2018年にトライアスロンを始めたことがきっかけでロードバイクに乗るようになりました。トライアスロン以外にも、彼女の地元である沖縄で開催される「ツール・ド・おきなわ」をはじめ、ロードレースやタイムトライアル、耐久レースなどにも積極的に参加し、ロードサイクリングの楽しさを発信しています。
昨年末に、2023年はヒルクライムに挑戦したいと語っていたエレアさん。その言葉通り、6月4日に開催された、国内ヒルクライムレースの代名詞である「Mt.富士ヒルクライム」に挑戦しました。
非常に人気の高いレースに参加した感想やレースの内容、出場を決めてからのトレーニング等について、お話を伺いました。

― 富士ヒルクライムお疲れ様でした!レースはどうでしたか?感想をお聞かせください。

初めてのヒルクライムレースでしたが、とても楽しく走ることができました!試走とは違って、たくさんの方と一緒に集団で走ったり、ゴール後の下りで上ってくる選手とすれ違うときに応援したりするのが面白かったです。本当に良い大会だなぁと思いましたし、全国から参加者が集まる人気のレースというのも納得です。

また、準備の段階から頭を使って、ペース配分や補給のタイミングなど戦略を立てることも楽しみました。元々、坂が得意という方ではなかったので、できるだけ賢く・楽に走りたいと思い、色々と考えました。上りが得意なLANGMAと速度を維持しやすいエアロロードのENVILIV、どちらで走るか決めるのにも、悩んで頭を使いましたね。それぞれパーツをカスタムしたり、ポジションを確認したり、ヒルクライムレースを走りやすい状態に調整しました。試走は2回行い、それぞれのバイクを試しましたが、結果的に上りに向いているLANGMAで走ることにしました。

― LANGMAで出場することにした理由は?

富士ヒルクライムの前に「軽井沢グランフォンド」に出たのですが、獲得標高約2,000mのコースで(富士ヒルクライムの獲得標高は1,255m)なんとLANGMAでQOM(設定された山岳ポイント地点を最も早く通過した選手に与えられる賞)を獲ることができました!それが決め手になりました。急な坂でも一定のペースでペダルを回すことができ、斜度がグッときつくなった時にもリズムを崩さずに上っていくことができました。

― ENVILIVが得意とするのは、どのようなコースですか?

ENVILIVは、素早く加速して、そのスピードが落ちないところが気に入っています。春にクリテリウムレース(短い周回コースで行われるロードレースのこと)に出たのですが、多少の上りがあるコースでも難なくスピードを維持することができ、3位表彰台を獲得できました!LANGMAと違って、短い時間の平坦なコースに最適だと思いましたね。
ヒルクライムやロングライドなど、幅広くロードサイクリングを楽しみたい方にはLANGMAがいいと思いますし、エンデューロレースやトライアスロンに興味のある方はENVILIVがオススメです。

― レースに向けたトレーニングについてお聞かせください。

富士ヒルクライムの準備を始めたのは、1か月前くらいからです。試走は5月のゴールデンウイーク後に行いましたが、他の方と比べて準備のスタートは遅かったと思います。練習場所として有名なヤビツ峠や都民の森に行き、計測したタイムを基に目標タイムを考え、ペース配分をしました。ヤビツ峠は、富士ヒルクライムの約半分の距離の上りなので、分かりやすい指標になります。目標のタイムとペース配分は設定しつつ、レース本番はタイムを見ることで良くない結果が予想できてしまうと、気持ちがダメになってしまうと思い、自分を信じて黙々と前を見て走りました。

― 来年も挑戦したいですか?

はい!公式で発表された今回のタイムは、1時間34分49秒でした。目指していたブロンズリング(タイムによって授与されるコラムスペーサー。ブロンズは90分を切った選手に贈られる。)に届かなかったのが悔しいです。ラスト2Kmの平坦区間でスピードを出したのですが、それでも脚が残っていたのがもったいなかったなぁと思っています。ゴール後に周りを見たら、みんな座り込んでいたのですが、私一人が元気でした(笑)。
レースの直前10日間くらいは仕事の都合で乗る時間を作れず、疲れもあったので、力尽きてしまったら?と不安で温存しすぎてしまいました。来年も挑戦して、今度はブロンズを楽々クリアしたいです!

エレアさんは、今後も様々なロードレースやトライアスロンに挑戦する予定です。サイクリングのあるライフスタイルを日々シェアしているInstagramも、ぜひチェックしてみてください。